NBAリーグの損失と求められる決断☆今日のBleacher Report
今日のBleacher Report📰
早く試合が見たいー、、といった感じですが、リーグは今困った状況にあります。
感染のリスクというよりも、金銭面の問題です。大事な話です。
今シーズン、3月11日から2か月中断したことや、再開するとしてもファンの観戦無しで再開することによって生じる損失は、約40億ドルにも上ります。
だいたい、ステフィン・カリー1人分の年俸くらい。。
ルーキーだと10人弱分の年俸くらいです。
ファンのチケット購入などの収益が、リーグの収益の40%を占めるそうですよ!
どうりで、チケットも高いわけです。。
選手のサラリーキャップや、ラグジュアリータックスは前年の収益によって決定されるので、今シーズンのリーグ収益が大幅に下がることによって、これまで上昇してきていた金額が一気に下がるかもしれません。
そうすると何が起きるかというと、今シーズンを終えてフリーエージェントになる選手は、もともと移籍を考えてなかった場合でも、キャップスペースの空きがあるチームに移籍を希望するかもしれませんし、長期契約が残っている選手を抱えたチームは、予定外のラグジュアリータックスを払わなければならなくなります。
これは、チームにとっても選手にとっても、良くないので、NBAは、選手とチームの団体交渉協約(CBA)の不可抗力条項を使って、サラリーキャップなどの調整ができる期間を60日間確保しました。
CBAは、いわゆる、選手のトレードやサラリーキャップやラグジュアリータックスなどを定める、リーグと選手間の契約です。現在は、2017年発効の契約が2024年まで続く予定です。
今の時点で、選手会は今シーズンの年俸の25%が減額されることに特別に合意していますが、来シーズンの年俸にも影響が及ぶということにたいして、どのように交渉されるかは、よめないです。
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この、CBA交渉は、リーグの存在感や、選手のモチベーション、今NBA選手を目指している学生のモチベーションにも直結する重大なものになります。
モチベーションという意味では、ラスベガスや、ディズニーワールドの2拠点開催でも、ファン無しでもいいのでリーグを再開した方が、選手のモチベーションが保たれるのかもしれませんが...
そればっかりはなんともいえません。。
だって、ファンいないし、、
歓声ないし、、
盛り上がらないし、、
とか思いそうですけど、、どっちがいいのかはわかりません。
個人的には、楽天NBAで試合見れるなら、もちろん再開してくれた方が嬉しいです。
練習施設のオープンや、来シーズンの開始時期が決まってきているのはいいのですが、金銭的な問題が、リーグや選手たちをどのように変えてしまうのか、、
できることなら以前の熱狂を取り戻してくれるよう、見守っていきたいと思います。
では、また!
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